縁の下の舞

必需品は指サックとアームカバー。

あいまいな指示からはあいまいな結果しかもたらさない

4月ですね。

 

新入社員さんが入りましたね。

新入社員さんは、ひたすらメモをとって覚える!

って時期だと思います。

 

わたしが新卒で入った会社は、研修期間に資生堂かどこかの美容部員さんが、

「化粧のやり方」を教えに来てくれたなー。

 

今はそんなのないんでしょうか?

みんなお化粧上手だもんな(加工もな)

 

閑話休題

 

新人さんにとって一番必要なのは、

「きちんと教えてくれる人」

がいるかどうか、だと思うんですよ、実際。

 

断言しますが、

大事なのは、上司、先輩の教え方・指示の出し方です。

 

仕事のできる人というのは、「教える・指示を出す」

ことが本当に上手な人だと思います。

1回聞いたら、うちの父(75)でも理解できてしまうほどに。

 

あいまいな指示からは、あいまいな結果しかもたらさないよ

 

ってことです。

順を追って説明をする、実際に見本を見せる。

説明に無駄な話を混ぜない!

 

「〇〇はこうなっているでしょう、

あ、でもこれはイレギュラーで、

それから本当はこうした方がいいんだけど、今はこうなってて~」

 

っていう先輩、いませんか?

 

「〇〇という数字を出すためには、〇〇と〇〇を抽出して〇〇に書く」

 

が正しいと思います。

 

イレギュラーだの、本当はこうしたほうがいいだのは、もうワンステップあとの話。

 

親切のつもりで話を枝分かれさせたり肉をつけて説明しても、新人さんには

「どれが大切な話でどれが聞き流していい話か」なんてさっぱりわかりませんからね

その無駄な肉までも覚えようと必死で頭に詰め込もうとしてしまいます。

 

説明の時間も、新人さんのキャパも、もったいなーい!

 

新入社員さんにとって、「当たりの先輩」になりたいものですね。

 

 

 

 

 

 

 

まじめで何が悪い

気づいたら2023年も後半になっていた。

今日も今日とて愚痴をね。

 

今日は、「融通」について。です。

事務員というのは基本、ルール遵守でなくてはならない職種です。

経営者の立場になってみたら、数字やお金を扱う人物が「臨機応変」や「なぁなぁ」でオッケーという姿勢だったら、、信用できませんよね。

 

もちろんね、臨機応変こそ成功の秘訣だ、みたいな職種はあるので、臨機応変が悪いと言っているわけではない、ということを先に言っておこう。

 

事務員という職種においては、社会のルールやモラルとされているものおよび、就業規則に従順であってしかるべきだと思っています。

 

言い換えれば、「事務員個人の考えなんてけっこうどうでもいい」です。

「仕事をルールに沿ってきっちりやってくれりゃぁいい」です。 

自分で言っててちょっと空しいですが。

 

さて、事務員=なんでも屋と思っちゃう人が一定数います。

上司の指示で動く=めったにNOと言わないからでしょうか。

上司じゃない人たち(職種が違う同僚や同期など)ですら、勘違いして事務員を自分の自由にできると思ってる人が、いる。多数いる。

 

そうやってこちらを都合よく使うのはまぁ目をつぶりましょう。

それも仕事だと思えば。(寛大なこころ)

ですが、わたしが関わった時点で、「ルールは守っていただきます!」(委員長)

なので、「この辺は適当に… 臨機応変で…」はありえません。

きっちり、ルールに従って仕事させていただきますね。

 

たとえば、社割ね。

「社員は50%OFF、社員の同居の家族は30%OFF」

と会社の規則で決まっている場合。

 

私は、ルールブックをみて「そうか、同居の家族は30%OFFなんだね」

とルールに沿って同居の夫に30%OFFを適用させていただくとします。

 

かたや、もう一人の社員は

 

「社員の同居の家族は30%OFFって聞いたけど、わたしも旦那に適用させたいから、せめて40%OFFにしてもらえないかなあ~。

ダメ元でいいから、れもんちゃん聞いておいてくれる~?」

 

 

いやもう、図々しいし、自分で聞けよダメ元とか時間の無駄なんだよわたしはあんたの小間使いじゃないんだよ

と言いたいのをこらえ

「ルール上、30%OFFなので、聞くだけ無駄だと思いますよ」

と言ったら、「そうだよね~」ていう人は、ほとんどいません。

なんて言うと思う?

 

「れもんちゃんは真面目だね~」

「ちょっとは融通きかせてよぉ~」

 

これですよ。 ケッ。

なぜルールを守っているわたしが貶されないといけないのか(怒)

(そもそも「融通をきかせる」権限私にはない)

 

文句言うならハナから自分でやってくださいませね。

 

そう言ってやりたい。が言えない。

 

最近、蕁麻疹がとまらない。笑

 

 

この世で嫌いな言葉の一つは、「融通」

リスペクト

どんなに世間から「地位が低い」とされている職業であっても、「自分にはできないな」って仕事は、絶対にばかにしてはならないと思う。

先日、ごみ収集の仕事をしている方と知り合った。

「俺なんて学もないし、愛想もよくないし、こんな仕事しかできない」

とその人は自虐的に言ったけれど、朝早くから、綺麗とは言い難いゴミ収集所をまわり、分別してないごみにメモを貼ったり、雨の日も台風でも、猛暑や大雪、盆正月もなく一年中、毎日どこかでゴミ収集車を見かける。これってすごくないですか? 根性なしのわたしにはできない仕事だと思っています。

だからゴミ収集のルールは絶対に守っております。

「俺なんて」なんて言う必要ないと思う。

「どうせこんな仕事しか」なんてとんでもない。

あなたたちのおかげで、町の清潔が保たれているのです。

 

詐欺師や麻薬の売人を生業としている人は別ですが、どんな仕事でも、ばかにしていい仕事なんてないと思う。

職業によって給料が違うだけであって、「一生懸命働いて納税している人である」ことに変わりはないです。

 

会社のおじさんたちの中には、

「俺たちのおかげで会社は成り立ってるんだ」的なことを言う人がいますが。

その疲れを癒すコーヒーを淹れてくれる人。その食い散らかした弁当のゴミを捨ててくれる人。あなたに来た客にお茶を出す人。客をもてなす応接室の掃除をする人。あなたの売ったものの請求書を出す人。それに貼る切手を買いに行ってる人。その振り込みを確認する人。給料計算をする人。年末調整をする人。待ち遠しい還付金を振り込んでくれる人。ウオーターサーバーの水を補充してくれてる人。

そんな取るに足らない、「仕事」ともいえないこまごまとしたことをやっている人のおかげで、あなたは気持ちよく仕事ができています。

まさか、仕事が終わったら勝手に請求書がピューっと発送されて、届いたと同時にシャーっと入金されて、トイレは自動で綺麗になって、茶は勝手に出てくると思ってませんよね。

 

そう思えば、少し、リスペクトな気持ちをもって事務員さんに接してみよう、となりませんでしょうか。

こっちも、そういう気持ちで接してくれる上司の書類は特別丁寧に書きましょうってなります。もちつ、もたれつ。

 

豆知識ですが、事務員さんには、好かれたほうがぜったい得ですよ。

 

タイピングエクセレント

むかしむかし、MSNチャットというコンテンツがあったのをご存じでしょうか。

MSNチャットに入り浸っていたあのころ…(遠い目)

常連の部屋があって、そこで毎日チャットで遊んでいました。

思い返せば「何話してたっけ…」くらいの内容がちょうど心地よい日常会話を。

高校生から社会人まで、年齢や性別を問わず、そのプロフィールが真か偽りかも知りえませんが、本当に心地よい日々だったなぁ。ニコリ部屋の方たちよありがとう。

 

そこでしょっちゅう行われてたのが「タイピング選手権」だったんですが、とあるタイピングサイトに全員でアクセスして、タイピング結果をコピペしあうっていう大会です。

なんたる健全。

わたしは最上位「エクセレント」でした。

でも、わたしをエクセレントに導いてくれたのはほかでもない、MSNチャットです。

キーボード打つ以外にすることないですからね、チャットて

 

タイピングを早くするコツは、とりあえずエアタイピングです。

人がしゃべってたらその通りに指を動かし、新聞を見ながら指を動かし、歌を聞けば歌詞に合わせて指を動かす。

そして集中力です。 それだけです。

 

電卓も、爆速のコツは集中力です。

電卓を打つとき、目の位置は、手で打ってる数字列の2~3列くらい先を見てます。

手があとからついてくる感じ(言葉にできない)

でも一番大切なのは、速さじゃなくて、正確さです。

 

話がそれました。

MSNチャットが廃止される前は、MSNチャットそのものに「なんか不穏」な雰囲気が漂いはじめ、それと同時に私生活も忙しくなり、そして決め手はオフ会をやろう!という人が出てきたことです。わたしの大好きなチャットルームが出会い系に成り下がった…!と勝手に幻滅したからです。 陰キャの走りですし。(勝手に陰キャの先駆者を背負おう)

でもMSNチャットがもたらしてくれたものはとても多かったので、総じて「いい時代だったな~」と思います。

 

今もどこかにチャットルーム(非出会い系)ってあるのかな。

 

 

 

ただの闇

愚痴なんですが、

例えば、弁護士さんとか、看護師さんとか、税理士さんとか、保育士さんとか、介護士さん、などなど、いろんな資格がありますよね。

その方々のほとんどは親御さんに学校に行かせてもらい、専門的な勉強をして、資格を取った方々ですよね。

それは立派本当にだと思います。努力なしに資格はとれません。

親御さんにはまず感謝してほしい、ぜひとも。

 そして誇りをもってその仕事に就いていただきたいと思います。

もちろんわたしも、そういった方々のお世話になることも多々あります。

 

ときに、わたしは高校を卒業するとき、とある専門学校に行きたかったんです。

自分の目指す完璧なOLを目指すために、どうしてもそこに行きたかったんです。

当然、親の許可なく行けるような学校じゃなかったので、親に言ったんです、行かせてほしいって。

答えは「だめ、働きなさい」でした。 

もう泣いて頼んでも資料をどんだけ取り寄せても、聞く耳持ってくれませんでした。

親にも親の事情があったのでしょう。

それで、卒業後すぐに地元の大き目の企業に入りました。

入社してからは、もう必死で、パソコンや電卓をいかに早く効率よくぶっ叩けるかを研究したり先輩の技を盗んだり、仕事後に一太郎花子三四郎の本を読み漁って、次にエクセルワードが主流になったらそっちはそっちで本をめくり倒してそうやって20数年、毎日毎日、勉強してきて、今があります。

もちろんそれなりの実用性のある資格は取っていますが、それ以上に、実戦で培ったスピードと柔軟な対応力は、資格より使えるものだったりしませんか。少々のトラブルにはなんの不安もありません。

なんのとりえもないけど、この部分だけは「よくがんばったな~」と自分をよしよししたくなる部分です。

 

必然と、「パソコンうつのが早い」「パソコンに詳しい」ってなるんです、それは毎日20年以上そればっかやってますから、当たり前です。

それを、あの資格持ちさんたちは、いえ資格持ちさんじゃなくてもですが、

さも簡単に「パソコン教えて~(もちろん無料でねっ♡)」って来るんですよ。

「この関数はどう入れるのぉ~」とかって。

「これを圧縮したいけどどうしたらいいのぉ~」

みたいな。

なぜ、ただで教えてもらおうとする?

お金出してパソコン教室行ってくれ。

って思うんですよ。

でも、それをリアルに発言すると「あの人意地悪ぅ~い」って。なるでしょう。

わたし、一回でも「六法全書のここんとこ教えてぇ~」

「注射の打ち方教えてぇ~」とかって、言いました?

「そんなの教えられないわよっ私らの資格なめてんじゃないわようっ専門学校から出直してきなっ」

って言うことでしょう。

 

だのになぜ? パソコンだけは、無料で教えてもらえるって思うの?

動きが遅いから、マウスが反応しないとか、立ち上がらないとか、無料で修理してもらえるって思うの?何なら自宅のパソコンまで持ってきて「直して~」って来る強者すらいる。本当にいるんだよこんな人。しかも一人や二人じゃないですよ。

これ私の心が狭いのかどうだかわからないですけど、どうしても、どーうしても納得できないことなんですよ。ずっと。

「自分の心がめっちゃ狭いのか?」って悩むんです。

 パソコンの修理を生業にしている方に頼んだら数万円するようなことをサラッとやれとか言う。

「途中入社の人、マウスがなにかもわかってないからそこから指導して」

とかですね。冷たいようですが、新卒ならまだしも、途中入社でそういった方を事務員として採用しないでくださいよとすら思う。

「ここをマウスでクリックして…」「クリックってなんですか?」

みたいのを一日中やるのは、これはさすがにパソコン教室案件じゃないですかね…

「パソコンの使い方がわからないから、この表作ってくださる?」

って言われたほうが、千倍いいんです。仕事なんだから。

それがどんなむつかしい書類であっても、千倍いいです。

 

やり方教えたの私なのに、それ、あなたのハンコで出すんでしょ?って。

どうも、知識を無料で盗まれているような、気がしてね。

 

そんな愚痴でした。 闇かな?

優しさも仕事

最近またハケンの品格がドラマになっていますね。

ちなみに、見てないです。

 

「大前春子に似てる」

と言われたことが何度もあります。

仕事ができるとか資格ゲッターとかではなく、現実主義で仕事外での付き合いを全くしないところでしょうか。

大前さんはああ見えてホントはあたたかい心の持ち主で人間味あふれる人という設定なんですよね。

それに比べてわたしったらなんの人間味もなく申し訳ない程

お客さんや同僚にニコニコするのも、仕事だからできるんであって

仕事が終わってからは、おもしろくもないのに笑ったりしません。

会社のおっちゃんの冗談も、就業時間中に言ってくれれば笑いますが5時を過ぎたら笑いません。 おっちゃんが捨てられた子犬のような顔をしても。 

優しくするのも仕事です。

嘘ばかりつく人、意地悪な人、犯罪者、ずるがしこい人…

世の中そんな人ばっかりです。心を込めて優しく接しても利用されるだけです。

 

昔は、自分の身をなげうって働いてました。

18時にタイムカードを切ってから夜中12時までサービス残業やってたり、

先輩や同僚とジムに通ったり呑みに行ったりももちろんしてました。

今でもその時のことを思うと少し息苦しくなります。

今の気持ちのままそこに戻れるなら「あ、その人に成果の横取りされるよ!」

「その人にもうすぐ濡れ衣着せられるよ!」とかって、教えてあげたい。

 

 

職業差別をうけやすい

「あんたっ 勉強しないでそんなことばっかりしてると将来事務員くらいしかなれないよっ!国家資格の一つでもとっときな!」

という人がいますね?(確信)

 

とんだ職業差別ですね。

もちろん国家資格はあったほうがいいですがね。

 

資格がなくても、学歴がなくても、自分のがんばり次第で社会的地位を得ることはできます。

「誰にでもできる仕事」にするのも、「自分にしかできない仕事」にするのも、あなた次第!👉

 

わたしなんて事務員だから…と卑下せずに、誰にも真似できないプロの事務員を目指しましょう。

 

(どこぞのうさんくさいセミナーの先生みたいだなぁと書きながら思った)